家ネットとは?



ふくしま家づくりネットワークは、地元の木を使った家づくりを目差しているグループです。

「ふくしま家づくりネットワーク」は、林業家・製材所・建築士・大工・工務店で構成する団体です。「地域の木材を使った家づくり」は、地球環境保護の観点からも注目されていますが、現在、一般の消費者に十分認知されているとはいえません。われわれは「地域の木材を使った家づくり」を通して、森を育むことから始まる地産地消のシステムを再構築し、その普及を目指しています。

建築士 設計の専門家として、オリジナリティあふれる住まいづくりをアドバイスしてくれるのが建築士です。それぞれの家族のこだわりや暮らし方を反映させた個性的なプランを作成し、施工業者を手配。建築段階では現場をチェックする工事監理を行うなど、設計だけではなく住宅建築をトータルにサポートしてくれます。
大工・工務店 設計の専門家として、オリジナリティあふれる住まいづくりをアドバイスしてくれるのが建築士です。それぞれの家族のこだわりや暮らし方を反映させた個性的なプランを作成し、施工業者を手配。建築段階では現場をチェックする工事監理を行うなど、設計だけではなく住宅建築をトータルにサポートしてくれます。
林業家 植林した木が、建材として使えるようになるには30年以上も先のこと。林業家はその間、山に入り、下草刈り、枝打ち、ツル切り、間伐などを行い、木が大きく成長するための作業に汗を流します。傾斜地での伐採・運搬は危険が伴う厳しい仕事です。山と生き、歳月をかけた汗の結晶が地域材であるといえます。
製材所 山から伐り出された丸太を建材として使えるようにするのが、製材所の仕事です。用途に合わせた大きさや長さに加工し、木の割れや曲がりを防ぐため自然乾燥や人工乾燥をほどこし、要望によりプレカット加工も行います。樹種の特性に合わせた確かな品質管理のもと、住まいの構造材や内装材に安心して使える木材を出荷します。
● 活動方針

人間社会は産業革命以降、化石燃料の大量消費により、急激な負荷を地球に与え続けてきました。そのため、地球環境への影響が大きな問題となって、人間社会に降りかかってきました。その結果、このままではいけないということで、環境に配慮した、”持続可能な社会“と言う概念も出てまいりました。

環境問題は大きく、深いために実感として、直接感じる事はありませんが、確実に地球温暖化は進んでおります。身近には効率優先の気候風土にそぐわない資材・工法の使用や、住宅に使用される有害化学物質が原因のシックハウス症候群(喘息、アトピー等のアレルギー症状)が、問題となっております。

上記のような問題を少しでも減らし、人々の健康を守り、地域の自然を守る意味で、地場の自然素材、特に地場の木材を有効に利用することは、非常に大切なことであります。

そのようなことから、我々『ふくしま家づくりネットワーク』は、環境に配慮し、地元に密着した家づくりを目指しております。

● 地元産木材による家づくり

1)木材は地球の循環資材 

・木材は二酸化炭素を炭素として吸収し、酸素を生産しながらくり返し再生産することができます。

2)木造住宅は日本の住文化、景観を育む。

・日本は「木の文化」の国であリ、木造住宅は地域の気候風土に根ざした住文化や街並景観を育んできた。

3)木造住宅による健康な生活

・木材は日本の気候風土に適し、住む人に心地よい感覚を与える健康的な素材である

● ふくしま県産木材供給システム整備事業
  〜家づくりネットワークの組織化に向けて〜

1)見学会、住宅相談会、勉強会、広告などの事業支援(福島県木材協同組合連合会)

2)県内各地で活動するグループの情報交換などの支援(福島県 担当:県産材特産グループ)




私たちのモットー

[環境にやさしい家づくり]
・資源を無駄なく有効利用する(省エネルギー、省資源)
・廃棄物、廃熱を削減する(リサイクル、リユースの推進)
・自然エネルギー、自然素材の有効利用

[地域に密着した家づくり]
・地域の素材による家づくり(地産地消)
・地域の気候風土に合った素材の活用(地域性)
・地元の職人の知恵と技を生かす(地域の技術の継承)


(参考サイト)

福島県木材協同組合連合会
http://www.fmokuren.jp/

福島県林業振興課
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/

ふくしま家づくりネットワーク事務局 福島県伊達市梁川町桜町114番地 TEL:024-527-1083  FAX:024-527-1081